「給料全部使う」を卒業!お金を使ってしまう人へ貯蓄の新ルール
「給料が入ったはずなのに、気づけばもうカツカツ…」そんな経験、ありませんか?
毎月頑張って働いているのになぜか手元にお金が残らない、給料を全部使う癖がついている。
貯金したい気持ちはあるのに、具体的な一歩が踏み出せないまま、将来への漠然とした不安だけが大きくなっていく…。
そんな自分に、少し嫌気がさしているかもしれませんね。
この記事では、細かい節約や家計簿といった面倒な作業を一切やめて、たった一つのルールを守るだけで、無理なく自然とお金が貯まる新しい習慣という方法があります。
「残ったお金は全部使ってOK」という、ストレスフリーな貯蓄法です。
もう、お金のことで悩むのは終わりにしましょう。
今日から始められる具体的なアクションで、将来の不安を手放し、心からお金と人生を楽しめる未来を叶えましょう。
なぜ給料を使い切る?原因と本質

「今月も、気づけばお財布が空っぽ…」
なんて経験、ありませんか?
貯金したい気持ちはあるのに、なぜか給料を使い切ってしまう。
それは、決してあなたの意思が弱いわけではありません。
実はそこには、人間の行動心理に基づいた、はっきりとした原因が潜んでいます。
まずはその正体を知ることから始めてみませんか?
パーキンソンの法則:支出は収入まで膨張
給料を使い切ってしまう最大の原因、それは※「パーキンソンの法則」にあります。
これは「支出は、収入の額まで膨張する」という、人間の性質を表した法則です。
- あなたのお金の使い方は、意思の弱さが原因ではありません。
- 人間の脳は、使えるお金があると、無意識に使い道を探してしまうものです。
- 例えば、収入が増えても生活が楽にならないのは、この法則が働いているせいなんです。
- 収入という器が大きくなれば、支出という水も自然とそのフチまで満たされてしまいます。
- 残業代で少しリッチな外食が増えたり、ボーナスで予定外の大きな買い物をしたり。
- この法則に意思の力だけで立ち向かうのは、非常に難しいことでしょう。
細かい節約は逆効果?意思力頼みの落とし穴
「よし、今日から節約だ!」
と意気込んでも、三日坊主で終わってしまう…。
そのやり方、もしかしたら間違っているのかもしれませんね。
実は、一般的に良いとされる細かい節約こそが、貯金失敗の落とし穴なんです。
やってはいけない節約リスト
- 注意ポイント
- 1円単位で家計簿をつけ、神経質になりすぎる。
- 健康を害するほど、日々の食費を極端に切り詰める。
- 「欲しい」という感情をすべて押し殺し、我慢ばかりの生活を送る。
- これらの方法は、日々の生活で大きなストレスを生み出します。
- 毎日1杯400円のカフェラテを我慢する努力。素晴らしいことのように思えますよね。
- しかし、その小さな我慢が積み重なって生まれたストレスが、月末の「ご褒美」という名の数万円の衝動買いに繋がっていませんか?
- その数百円の節約努力こそが、実は最大の浪費を引き起こす引き金になっているんです。
- 意思の力に頼る「根性論」の節約は、もう今日で終わりにしましょう。
いかに生活費の心配を専門家に相談している方の例をご覧ください。
こちらの方もボーナス以外、収入をほとんど使いきってしまう状況にあります。
専門家プロファイルでは、ファイナンシャルプランナーの吉野 裕一さんが、生活費の心配をしている共働き家族の主婦の相談に答えています。
給料をほぼ使い切っている現状をどう改善できるか尋ねているところを専門家が無料で相談してくれます。
【質問(要約)】

年収100万程度のパート主婦です。小学生1年生の子どもが1人います。夫の手取りは月18万で、ボーナスなしです。
子どもが中学生になるまでは社員ではなく、パートで働きたいと思っていますが、生活が苦しく扶養を外れてももっと働くべきなのかな?と思います。130万の壁、150万の壁などとよく聞きますが、パートの場合どのくらいの年収が一番ベストなのか教えていただきたいです。
また、削れるところがあれば教えてください。
夫婦合わせて月収手取り27万(児童手当含む)
家賃85000
食費50000
光熱費20000
衣類・日用品等25000
教育費27000
通信費10000
保険11600
夫お小遣い30000
貯金10000
【回答】

ご相談ありがとうございます。
FP事務所MoneySmithの吉野と申します。
現在、小学生のお子様と3人暮らしということで、まだ生活費が多くない状態だと思います。
しかし、ボーナスは貯蓄できているようですが、現在のような収入をほぼ使い切っている状態では、今後の生活費が不足する可能性があると思います。
気になるのが食費が7万円かかっていることや通信費が1万8千円かかっていることです。
(中略)
今後は、お子様が大きくなるにつれて、光熱費や食費、教育費や雑費も増えてくると思いますし、インフレが進んでいくことも考えられます。
ボーナスの貯蓄もNISAを活用することで、今後のインフレ対策になることも考えられます。
多くの方が、お子様の教育費の準備を行い、自分たちの老後資金の準備ができずに、苦労されるケースも多くあります。
このように専門家プロファイルでは無料であなたの相談に専門家が答えてくれます。
気軽にネットから行える無料相談を利用してみるのも一つの手です。
これからの家計の悩み、一人で抱え込まず専門家に相談してみてはいかがでしょうか。
「先取り貯蓄」で自動化!残りは全部OK

多くの場合、原因は「お金が手元にあるから使ってしまう」という、ごく自然な心理にあります。
ならば、お金が手元に来た瞬間に、貯蓄分を別の場所へ自動で移動させてしまえばいい。
それが、これからお話しする「先取り貯蓄」という最強の仕組みです。
この仕組みさえ作れば、残ったお金は罪悪感なく、すべて使い切ってOK。ストレスフリーな貯蓄生活を始めましょう。
意思力不要!貯蓄の自動化システム構築
もう、「今月こそ貯金するぞ!」と気合を入れるのはやめにしませんか?
貯金を成功させる秘訣は、強い意思ではなく、無意識にお金が貯まる「仕組み」を作ることです。
給料が入ったら、考える前に貯蓄分が自動でなくなる。
このシステムさえ構築すれば、あとは何も意識する必要はなくなります。
具体的な流れは、驚くほどシンプルです。
- STEP1:給料日 いつも通り、メインバンクの口座(A口座)に給料が振り込まれます。
- STEP2:自動振替 給料日当日、あらかじめ設定した貯蓄額が、貯蓄専用の口座(B口座)へ自動で移動します。
- STEP3:生活開始 A口座に残ったお金が、今月あなたが自由に使える全額です。
- STEP4:貯蓄口座は忘れる B口座は「ないもの」として扱い、急な出費があっても絶対に手を付けないと心に決めましょう。
この仕組みの最大のメリットは、貯金するかどうかを「判断する余地を与えない」こと。
物理的にお金を遠ざけることで、誘惑に負ける自分と戦う必要がなくなるのです。
目標は生活防衛資金!目安と積立方法
「先取り貯蓄」を始めるにあたり、まず最初のゴールとなるのが「生活防衛資金」を貯めることです。
これは、病気やケガ、突然の失業といった、もしもの事態に備えるためのセーフティネット。
このお金があるだけで、心の余裕がまったく違ってきます。
では、具体的にいくら貯めれば良いのでしょうか。
あなたの状況に合わせて、以下の目安を参考に目標を立ててみましょう。
- 独身の会社員の方: 生活費の3ヶ月〜半年分が目安です。
- 家族がいる方や自営業の方: リスクに備え、生活費の半年〜1年分あるとより安心できます。
この目標を達成するために、こちらの自動積立サービスを活用しましょう
- ネット銀行の自動入金サービス 手数料無料で、設定した日に指定額を自動で別口座へ移動できるため、最も手軽に始められます。
- 勤務先の財形貯蓄制度 給与から天引きされるため強制力が非常に高く、会社によっては奨励金(利息の上乗せなど)が付く場合もあります。
- つみたてNISAなど証券会社の自動積立 投資を目的とした仕組みですが、まずは貯蓄専用口座の確保を優先しましょう。生活防衛資金が貯まった次のステップとして検討するのがおすすめです。
まずはご自身の状況に合わせて目標額を決め、最も始めやすい方法で「自動化」の第一歩を踏み出してみましょう。
手取り別「貯蓄割合」とすぐやる事

仕組みさえ作ってしまえば、あとはやるだけ。
難しいことは一切ありませんので、安心してくださいね。
手取り別「理想の貯蓄割合」と目標額
まずは、毎月いくら貯蓄に回すか、具体的な目標を決めましょう。
一般的に「手取りの10%~20%」が理想と言われますが、いきなり高い目標を立てる必要はありません。
大切なのは、無理なく自動的に続けられる金額を設定することです。
以下は、手取りの15%を貯蓄に回した場合のシミュレーションです。
まずはこの金額を目指し、もし厳しいと感じたら5%や10%から始めてみましょう。
| 手取り月収 | 貯蓄割合(15%) | 月間貯蓄額 | 年間貯蓄額 |
|---|---|---|---|
| 20万円 | 15% | 30,000円 | 360,000円 |
| 30万円 | 15% | 45,000円 | 540,000円 |
| 40万円 | 15% | 60,000円 | 720,000円 |
固定費見直しリスト:スマホ・保険・サブスク
次に、先取り貯蓄額を増やすために、毎月必ず出ていく「固定費」にメスを入れます。
固定費は一度見直せば、その効果がずっと続くので、実は最も簡単で効果的な節約術なんです。
こちらのリストを参考に、ご自身の状況をチェックしてみてください。
- スマホ料金: 大手キャリアを利用中なら、格安SIMへ乗り換えるだけで月5,000円以上安くなることもあります。
- 生命保険・医療保険: なんとなく加入したままになっていませんか?本当に必要な保障内容か、無料相談などを活用して見直しましょう。
- サブスクリプション: 利用頻度が低い動画配信サービスや音楽アプリ、ジムの会費などは、思い切って解約を検討してください。
- 家賃: 収入に見合わない家賃は大きな負担です。更新のタイミングで、より手頃な物件への引っ越しも有効な手段です。
- その他: あまり使っていないサービスの月額料金や、新聞代なども見直しの対象になります。
クレカ断捨離!物理的な強制手段で衝動買いSTOP
「ついカードで買ってしまう…」
その悩み、意思の力で解決しようとするから失敗するんです。
解決策はただ一つ、物理的に使えない環境を強制的に作ること。
少し荒療治に聞こえるかもしれませんが、効果は絶大ですよ。
- Step1:メインカードを1枚に絞る ポイントや特典などを考慮し、本当に使うクレジットカードを1枚だけ選び抜きます。
- Step2:不要なカードはハサミで切断 選ばれなかったカードは、物理的にハサミを入れて使えなくしましょう。その後、必ずカード会社に連絡して解約手続きを完了させてください。
- Step3:ECサイトのカード情報を全削除 Amazonや楽天など、ネットショップに登録しているカード情報を全て削除します。購入のたびにカード番号を手入力する手間が、衝動買いの強力なブレーキになります。
- Step4:デビットカードへ切り替える 普段の支払いは、銀行口座から即時引き落とされるデビットカードに切り替えましょう。口座残高以上は使えないため、使いすぎを確実に防げます。
貯蓄後の「お金の使い道」と将来設計

貯蓄の仕組みができたら、次はそのお金をどう育て、どう使うかという未来の話です。
せっかく貯めたお金ですから、あなたの人生をより豊かにするために、賢く使っていきましょう。
漠然とした不安から解放され、お金と前向きに向き合うステージの始まりです。
生活防衛資金後は少額投資へ挑戦
生活防衛資金という「心のセーフティネット」が準備できたら、次はお金自身に働いてもらうステージです。
難しく考える必要はありません。
まずは国が「使ってね」と用意してくれた、とてもお得な制度から始めてみましょう。
- まずは少額から「NISA」に挑戦しましょう。
- NISAは、投資で得た利益に税金がかからない、国が作ったお得な制度です。
- 例えば1万円の利益が出ても、通常引かれる約2,000円の税金がかからず、まるまる受け取れます。
- 投資は怖くありません。
- 毎月1,000円といった、お小遣いのような金額からでも始められますよ。
- スマホ証券なら、アプリ一つで口座開設から積立設定まで簡単に完了します。
- 銀行預金との違いを体験することが大切なんです。
- ただ眠らせておくだけでなく、お金が少しずつでも増えていく感覚を掴んでみましょう。
まとめ:給料全部使う自分を卒業
給料を使い切ってしまうのは、決してあなたの意思が弱いわけではありません。
手元にお金があれば使いたくなるのは、ごく自然なことです。
だからこそ、意思の力に頼るのではなく「仕組み」で解決することが重要になります。
この記事で一貫してお伝えしてきた解決策は、たった一つです。
それは、給料が入ったらすぐに貯蓄分を別の口座に移す「先取り貯蓄」。
このワンアクションが、あなたの家計を自動的に改善してくれます。
残ったお金は、罪悪感なく全部使って構いません。
「我慢」ではなく「仕組み」で未来のお金を守りましょう。無料相談で専門家に相談してみるのも一つの手です。
お金を貯めるためにこれから仕組みを構築しましょう。

