オープンマリッジとは?結婚の新しいカタチの定義からルール・実践方法まで解説
YouYuberのヒカル氏が宣言をしたことで話題になった「オープンマリッジ」。
「オープンマリッジってどういう意味?」「不倫とは何が違うの?」と疑問を感じていませんか?
婚外関係を夫婦で認め合う新しいパートナーシップとして話題になる一方、法的なリスクや実践のハードルがわからず踏み出せない方も少なくありません。
パートナーとの信頼を守りながら取り入れるには、正確な知識とルールづくりが必要です。
この記事では、オープンマリッジの定義や不倫との違い、メリット・デメリット、向いている夫婦の特徴、始め方とルール設定まで幅広く紹介します。ぜひ最後までお読みください。
オープンマリッジとは?定義と認識の差を解説

オープンマリッジという言葉を聞いたことがあっても、正確な意味を説明できる人は少ないかもしれません。
ここでは以下の内容を整理します。
- オープンマリッジは夫婦の合意に基づく婚外関係
- 不倫との違いはパートナーの同意の有無
- 日本と欧米での認識の差
順番に見ていきましょう。
オープンマリッジは夫婦の合意に基づく婚外関係
オープンマリッジとは、夫婦がお互いの同意のもとで婚外の性的関係や恋愛関係を認め合う婚姻のかたちです。一方的に容認するのではなく、両者が対等な立場で納得していることが前提となります。
「浮気や不倫とどう違うのか」と疑問を持つ方もいるでしょうが、その違いは「合意の有無」です。
この「合意」は口約束だけで成立するものではありません。性的関係のみを許可するのか、感情的なつながりも含めるのか、会う頻度は月に何回までか、事前報告は必要か事後報告でよいかなど、項目ごとに話し合って決める作業が必要です。
どちらかが我慢している状態や強要によって得た同意は、本来の合意とはいえません。透明性のある対話を重ね、互いの価値観を尊重し合うことで初めて成り立つ関係性です。この「対等な合意」があるからこそ、罪悪感や裏切りの感情を抱かずに済むのです。
不倫との違いはパートナーの同意の有無
不倫とオープンマリッジを分ける決定的な要素は、パートナーの同意があるかどうかです。「結局、不倫を正当化しているだけでは?」という疑念を抱く方も少なくないでしょう。
不倫は配偶者に隠れて婚外関係を持つ行為であり、秘密や裏切りによって相手を傷つけます。一方、オープンマリッジは「事前に夫婦で話し合い、明確なルールを設けたうえで婚外関係を認め合うかたち」です。
両者の違いを整理すると、以下のようになります。
| 項目 | 不倫 | オープンマリッジ |
|---|---|---|
| パートナーの同意 | なし(秘密) | あり(事前合意) |
| 透明性 | 隠蔽・嘘 | オープンな対話 |
| 信頼関係への影響 | 裏切り・破壊 | 相互尊重・維持 |
透明性と誠実さに基づく合意こそが、両者を分ける根本的な違いです。隠し事がないぶん、パートナーとの信頼関係を損なわずに済む点が、不倫との決定的な差といえます。
日本と欧米での認識の差
欧米では1970年代から、オープンマリッジは夫婦の在り方のひとつとして比較的オープンに語られてきました。アメリカではウィル・スミス夫妻やドリー・パートンなど著名人が公言するケースもあり、日本と比べて社会的な認知度が高い傾向にあります。
一方、日本では一夫一妻制と貞操義務を前提とした婚姻制度が根強く残っています。
オープンマリッジは依然としてタブー視されやすく、法的にも不貞免除の合意が公序良俗違反で無効とされる可能性があるなど、位置づけは曖昧なままです。(参考:オープンマリッジとはどんな関係?日本での実態やメリット・デメリット、出会い方を解説)
日本では一夫一婦制が圧倒的主流であり、保守的な家族観が根強く定着しています。そのため、多様な婚姻のかたちへの理解が進みにくいのが現状です。
周囲に相談しづらい環境が、情報収集をより困難にしている側面もあるでしょう。
結婚や夫婦の在り方について、そもそも「なぜ結婚したいのか」を整理したい方は、男女別の心理や幸せな結婚生活の送り方について解説している以下の記事を参考にしてください。

オープンマリッジのメリット3つ

オープンマリッジには、従来の結婚観では得られない独自の利点があります。実践している夫婦が感じている主なメリットは以下の3つです。
- マンネリを解消し夫婦の会話が増える
- 対等なパートナーとして認め合える
- 後ろめたさを感じず新しい出会いを楽しめる
1. マンネリを解消し夫婦の会話が増える
オープンマリッジにおける性的な自由は、夫婦関係の希薄化ではなく、むしろコミュニケーションを深めるきっかけになり得ます。
結婚から10年、20年と経つうちにスキンシップが減り、会話も事務的になる「マンネリ感」への解決策を探している方にとって、注目すべき点でしょう。
婚外関係を認め合うには、互いの欲求や価値観について率直に話し合う必要があるからです。この対話の積み重ね自体が、関係性を強化する土台となります。自分の気持ちを隠さず伝え、相手の考えを尊重する姿勢が自然と身につくでしょう。
性的な経験を共有したり互いの変化を認め合ったりすることで、夫婦関係に新たな刺激が生まれることもあります。パートナーへのプレッシャーが軽減され、より自然体で向き合えるようになったという声も聞かれます。
2. 対等なパートナーとして認め合える
オープンマリッジでは、パートナーを「自分のもの」として所有する意識から離れ、一人の独立した人間として尊重する関係性が育まれます。「相手を縛りたくない」「お互いの自由を認め合いたい」と感じているなら、この点に魅力を感じるかもしれません。
この関係の土台にあるのは、互いの自律性を認め合う姿勢です。パートナーが別の人と交流する中で見せる社交性や、自分には見せない柔らかい表情に気づくこともあるでしょう。
自分らしさを表現する機会が増え、自己肯定感や生活満足度の向上につながる可能性もあります。
束縛ではなく共感に基づいた対等なパートナーシップを実感できる点が、オープンマリッジならではの特徴です。
3. 後ろめたさを感じず新しい出会いを楽しめる
オープンマリッジでは、パートナーとの明確な合意のもとで関係を築くため、通常の婚外関係とは異なり罪悪感を抱きにくい点が特徴です。「隠し事をしている自分」への嫌悪感を抱かずに済むことは、精神的な負担の軽減につながります。
二人で決めたルールに沿って行動している限り、裏切りや隠し事といった後ろめたさから解放されます。この透明性が、新しい人間関係を築く際の心理的な安全基盤となるのです。
事前の合意があることで、嫉妬心や束縛感が和らぐケースもあるでしょう。
社会的な規範に縛られず、自分たちの価値観を尊重した関係性を築けることが、大きな安心感につながります。
Yahoo!知恵袋では、長年のセックスレスからオープンマリッジを検討しているものの提案に迷う方やその価値観について疑問を持つ方など、さまざまな声が見られました。

オープンマリッジ?離婚?今後について悩んでいます。私も夫もアラフィフ、結婚20年目の夫婦で子供は一人17歳です。いわゆるセックスレスです。どちらからともなく、家庭にセックスはなくなりました。このまま嘘をつき続けるより離婚した方が良いのかなと考え始め、子供が成人し大学生になることまでに気持ちを固めようかと思っています。離婚はせずオープンマリッジになれたら良いのになと思ったりもしますが、提案方法が難しく迷っています。夫を傷つけたいわけではないので。
引用:Yahoo!知恵袋

オープンマリッジについてどう思いますか?個人的には本能のままに生きてるって感じで正直でいいなと思いました。でも自分はそうしたいとは思わないしできないだろうなぁと思います。愛する相手が浮気するのを受け入れるっていうのがやっぱり私には受け入れ難いからです。浮気OKならわざわざ結婚する意味があるのか?という疑問もありますし。
引用:Yahoo!知恵袋

オープンマリッジと付き合う前に複数人と関係を持っていることは、はっきりと違うと思うのですが、同じと思う方はいますか?私は、付き合う前に体の関係があっても良いと思っています。それは、1人でも複数人いても変わりません。でも、友人(50代)の女性は、そんなのありえない。気持ち悪い。今、炎上してるYouTuberじゃん。と言われました。私の中ではなんで同じ枠なのかわかりません。
引用:Yahoo!知恵袋
オープンマリッジという選択肢に関心があっても、パートナーへの伝え方や周囲との価値観の違いに悩むことは少なくありません。
夫婦関係の在り方は多種多様ですので、自分たち夫婦にとって心地よい距離感やルールを見つけるために、第三者である専門家に相談してみてはいかがでしょうか。
オープンマリッジのデメリット4つ

オープンマリッジには魅力的なメリットがある一方で、慎重に検討すべきデメリットも存在します。以下の4つの視点から紹介します。
- 嫉妬や不安による信頼関係の崩壊リスク
- 法的に離婚事由となるリスク
- 子どもや周囲への心理的影響
- 世間からの理解を得にくい現状
順番に見ていきましょう。
1. 嫉妬や不安による信頼関係の崩壊リスク
オープンマリッジで最も大きな課題となるのが、嫉妬や不安といった感情のコントロールです。「頭では理解していても、心がついていかない」という状態に陥る方は珍しくありません。
1970〜80年代の海外の研究では、実践者の約80%が嫉妬を経験したと報告されています。
この感情は所有欲や自己価値への不安、過去のトラウマなどから生じ、適切に対処できないと信頼関係の崩壊に直結します。
コミュニケーション不足は嫉妬を増幅させる要因です。株式会社AlbaLinkの調査によると、約29%の実践者が「信頼関係の維持が難しい」と感じているというデータもあります。

嫉妬への対処法としては、以下のような方法が適しています。
- 「今日は少しモヤモヤしている」と素直に言葉にしてパートナーに伝える
- 週に一度は二人だけの時間を設けて気持ちを共有する
- 「ここまではOK、ここからは不安」という境界線を明確にしておく
嫉妬を感じること自体は自然な反応です。その感情を「自分の弱さ」と責めるのではなく、パートナーと共有しながら向き合う姿勢が、関係を守る力になります。
パートナーへの過度な期待が嫉妬や不安を生む原因になることもあります。
期待を手放して心を軽くする方法について以下の記事で詳しく解説しているので、あわせてお読みください。

2. 法的に離婚事由となるリスク
日本の民法では、夫婦は互いに貞操義務を負うと解釈されています。
民法第770条では「配偶者に不貞な行為があったとき」を離婚事由として定めており、配偶者以外の者と性的関係を持つことは離婚請求の根拠となる可能性があります。(参照:e-Gov法令検索|民法第770条)
たとえ夫婦間で婚外関係について合意していても、民法第90条の公序良俗規定により、その合意自体が無効と判断されるケースも否定できません。状況によっては「婚姻を継続し難い重大な事由」として離婚原因になり得るのです。
一方的な容認(片方だけが我慢している状態)は無効とされやすく、関係の程度や同意の明確さが裁判所の判断で重視されます。
第三者との関係が婚姻生活の平穏を害せば不貞に該当しうるため、法的リスクを完全に回避する方法は現状ありません。
「合意があれば大丈夫」と安易に考えず、この曖昧さを理解したうえで判断しましょう。
3. 子どもや周囲への心理的影響
オープンマリッジは当事者夫婦だけの問題ではなく、子どもや周囲の人間関係にも影響を及ぼす可能性があります。
子どもがいる家庭では「いつもと違う」親の様子を敏感に察知し、不安や混乱を感じる子もいるでしょう。調査では約24.5%の人が「子育てに悪影響がある」と懸念を示しています。

小学生とその両親を対象とした研究では、夫婦間の葛藤が親の養育行動に影響し、それが子どもの家族関係認知を経て抑うつ症状につながるという経路が確認されています。(参照:J-STAGE|夫婦間葛藤が児童の抑うつ症状に与える影響)
親戚や友人にどこまで伝えるかという判断も難しい問題です。理解を得られずに関係が悪化したり誤解や偏見にさらされたりするリスクもあるため、慎重なコミュニケーションと継続的な配慮が欠かせません。
4. 世間からの理解を得にくい現状
オープンマリッジは日本でまだ認知度が低く、社会的な理解が進んでいるとは言い難い状況です。
2025年9月に株式会社AlbaLinkが実施した調査では、男性は約5割、女性は6割が否定的な意見を示しています。

約20.5%の人が「社会的理解を得にくい」と懸念しており、実践していることを周囲に話すと、職場や地域で孤立したり批判を受けたりするリスクがあります。
無理に周囲の理解を求めようとせず、信頼できる人とだけ共有する判断も現実的です。
「誰にも言えない」という孤独感を抱えることになるかもしれませんが、日本の法制度や社会通念とのギャップを理解したうえで、二人の関係を守りながらどこまでオープンにするか考えましょう。
Yahoo!知恵袋では、オープンマリッジという結婚の形に対して、そのメリットや結婚する意味そのものを疑問視する声が見られました。

オープンマリッジ結婚って、何かメリット有りますか?ヒカルが浮気や不倫することが前提だからと言ってて炎上していますが、同性愛者や無性愛者の友情結婚ならまだ分かる気はしますが、そうでも無い人がやるのがよく分かりません。今の時代、独身でも珍しくないから独身のままで良い気がするし、何よりも産まれてくる子どもや配偶者の親御さんが可哀想だなと思います。
引用:Yahoo!知恵袋

オープンマリッジって最悪じゃないですか?これって結婚する意味あるんですかね
引用:Yahoo!知恵袋
新しい結婚の形として注目される一方で、子どもや周囲への影響、そして夫婦としての在り方に不安を感じるのは自然なことです。
法的なリスクやパートナーとの関係構築について専門的なアドバイスが必要な場合は、専門家プロファイルで相談してみてはいかがでしょうか。
オープンマリッジに向いている夫婦の特徴

オープンマリッジは誰にでも適したライフスタイルではありません。向いている夫婦には以下の特徴があります。
- お互いを深く信頼している
- 何でも話し合える
- 嫉妬しにくい
順番に解説します。
お互いを深く信頼している
オープンマリッジの実践において、深い信頼関係は欠かせない土台です。「この人なら大丈夫」と心から思える相手でなければ、不安に押しつぶされてしまいます。
ここでいう「深い信頼」とは、パートナーが他の誰かと同じ時間を過ごしていても「自分との絆は揺るがない」と心から思える安心感のことです。この感覚がなければ、些細なことで不安や嫉妬が膨らみ、関係が崩れるリスクが高まります。
信頼関係は日々の行動から育まれます。「帰りが遅くなるときは必ず連絡する」「不安なことがあれば打ち明けられる」など、信頼の積み重ねがあれば、パートナーの婚外交流も「裏切り」ではなく「お互いの自由の尊重」として受け止められるでしょう。
何でも話し合える
オープンマリッジでは「言わなくてもわかる」という前提は通用しません。日本人に多い「察し合う」関係では、お互いの本音が見えないまますれ違いが生じやすくなります。
パートナーが他の人と関係を持つ際、どうしても不安や嫉妬が生まれます。その感情を抱え込まず、率直に伝えることが関係維持の基盤です。
漠然とした不安を不満としてぶつけるのではなく「帰りが遅いと自分のことを忘れられた気がして寂しい」といったように言葉にすれば、相手も理解しやすくなるでしょう。
以下の内容を明確に言語化しておくと、すれ違いを防げます。
- お互いの希望や期待(どんな関係を望むのか)
- 不安に感じる境界線(どこまでなら許容できるか)
- 事前・事後の報告ルール(どの程度共有するか)
定期的に関係を見直す時間を設け、ルールや感情を調整していく姿勢が長続きにつながります。
夫婦間でルールを決める際の話し合い方については、以下の記事で飲み会の帰宅時間をテーマに円満解決のコツを解説しています。あわせて参考にしてください。

嫉妬しにくい
嫉妬しにくい心理傾向を持つ人は、オープンマリッジに馴染みやすいといえます。ただし「嫉妬しない自分」を演じ続けることは心に負担をかけます。
自己肯定感が高く、恋愛において愛情と性的欲求を分けて考えられる人は、嫉妬を管理しやすい傾向があります。
とはいえ、嫉妬をまったく感じないわけではなく、多くの実践者が何らかの嫉妬を経験しています。
嫉妬が湧いた際は感情をまず認め「なぜその感情が生まれたのか」を冷静に分析してパートナーと共有しましょう。
オープンマリッジの始め方とルール設定

オープンマリッジを実践するには、パートナーとの率直な対話と明確なルール設定が欠かせません。以下の順に解説します。
- パートナーへの切り出し方
- 決めておくべきルールの具体例
- 定期的な話し合いと関係の見直し
- トラブル発生時の対処法
パートナーへの切り出し方
オープンマリッジの話題を切り出すのは、多くの人が最も不安を感じる瞬間です。「不倫したいと思われたらどうしよう」「今の関係が壊れてしまうのでは」という恐れがあるでしょうが、率直に伝えることが大切です。
まず落ち着いて話せる時間と場所を選びましょう。子どもが寝た後のリビング、休日の午後など、二人だけで向き合える環境を整えます。「最近、夫婦の在り方についていろいろ考えていて…」と切り出し「なぜこの考えに至ったのか」を正直に説明しましょう。
パートナーが抱く不安や嫉妬に寄添い「どう感じる?」と問いかけながら話を進めてください。反対意見が出ても否定せず、相手の気持ちを受け止める姿勢が信頼を深めます。
一度の会話で結論を出す必要はありません。「ゆっくり考えてほしい」と提案し、時間をかけて何度も話し合い、お互いの本音を伝え合いましょう。
決めておくべきルールの具体例
最初に決めるべきは婚外関係の許容範囲です。身体的な関係のみを許可するのか、心のつながりも含めるのか。この境界は夫婦によって大きく異なります。
「デートはいいけど泊まりはNG」「月2回まで」「平日の夜は避ける」など、具体的な頻度や時間帯を明確にしましょう。
パートナーに関する「会ってもいい人」の条件を決める夫婦もいます。共通の知人は避ける、SNSで知り合った人は事前に写真を共有するなど、お互いが安心できる基準を設けておくと安心です。
健康面のルールとしては、避妊の徹底と定期的な性感染症検査が基本となります。「3ヶ月に一度は二人で検査を受ける」など具体的に決めておくと、健康リスクへの不安を軽減できます。
情報共有のルールも大切です。「会う前に報告する」「詳細は聞かない」「帰宅後に『楽しかった?』と聞く程度にとどめる」など、夫婦ごとに最適なバランスは異なります。お互いが安心できる落としどころを探りましょう。
定期的な話し合いと関係の見直し
オープンマリッジは一度ルールを決めたら終わりではありません。関係性は時間とともに変化するため、定期的に二人の気持ちやルールを見直す機会を設けましょう。
月に一度や3ヶ月に一度など話し合いの頻度を決め、カレンダーに入れておくと忘れにくくなります。
「最近、寂しいと感じることはあった?」「今のルールで窮屈な部分はない?」「続けていきたい?」など、本音を共有する時間を確保しましょう。
感情の変化を率直に共有できれば、小さな違和感のうちに対処でき、大きな問題に発展しにくくなります。関係性の「メンテナンス」という意識を持つことが、長続きの秘訣です。
トラブル発生時の対処法
トラブルが生じたときこそ冷静さが大切です。「なんで約束を破ったの?」ではなく「連絡がなくて不安だった」という形で気持ちを伝えましょう。
一時的に婚外関係を停止して冷却期間を設ける、ルールを見直す、本音を聞き合う時間を作るといった対応が助けになります。
解決が難しい場合は、カウンセラーなど専門家の力を借りることも検討しましょう。
Yahoo!知恵袋では、オープンマリッジを検討するにあたり、法的なリスクや関係性の定義について疑問を持つ声が見られました。

夫婦関係の破綻についての質問です。現在妻とは既に離婚or仮面夫婦(オープンマリッジ)どちらかにすると同意しています。お互いが同意しているですが、まだどちらにするか決まっていません。通常だと離婚に同意している状態で夫婦関係が破綻しているとなるようですが、この状態では裁判所観点から夫婦関係は破綻しているとなるのでしょうか?またこの状態のまま不貞行為があった場合は慰謝料の請求はできるのでしょうか。
引用:Yahoo!知恵袋

オープンマリッジは「夫婦」である事が前提ですが、恋人関係でもオープンマリッジの意味は成立しますか?
引用:Yahoo!知恵袋
新しい関係性の形であるオープンマリッジは前例が少ない分、法的な解釈や当事者間での認識合わせに不安を感じることも少なくありません。
パートナーとの適切なルール作りや法的リスクについて迷った際は、専門家プロファイルで知識豊富な専門家に相談してみてはいかがでしょうか。
オープンマリッジに関するよくある質問

最後に、オープンマリッジについてよく寄せられる質問に回答します。
オープンマリッジ自体は日本の法律で違法とはされていません。
日本で法的に禁止されているのは「重婚」、つまり婚姻届を重ねて提出することです。
民法第732条では「配偶者のある者は、重ねて婚姻をすることができない」と定められていますが、オープンマリッジは法的な婚姻届を複数提出するわけではないため、重婚には該当しません。(参照:e-Gov法令検索|民法第732条)
ただし、夫婦間の合意があっても状況次第で貞操義務違反とされるリスクはあります。公序良俗に反する合意とみなされ、無効になる可能性も否定できません。
オープンマリッジ自体は違法ではないものの、法的なグレーゾーンが存在することは理解しておきましょう。

正確な統計データは公表されていませんが、2025年9月の調査では反対が56.2%、賛成は約1割程度という結果が出ています。
日本では一夫一妻制が主流で、実践している夫婦は極めて少数と考えられますが、公表されにくい性質上、実態は数字以上に広がっている可能性もあります。
オープンマリッジは、いつでも夫婦の意思で終了できます。どちらか一方がやめたいと感じたら正直に伝えて話し合い、婚外関係の解消条件を再確認しましょう。再び従来の夫婦関係へ戻る夫婦もいます。
人気YouTuberのヒカルさんは、2025年9月にオープンマリッジを実践していることを公表しました。妻の進撃のノアさんと5月に交際0日婚を発表したばかりでしたが、夫婦仲の悪化から話し合いの結果この形を選んだと説明しています。
ネット上では大きな反発を招き、チャンネル登録者数が1週間で約26万人減少するなど影響が広がりました。
その後、2025年12月19に公開された動画では離婚したことを発表しており、0日婚からわずか6ヶ月でのスピード離婚となりました。
まとめ
この記事では、オープンマリッジの定義からメリット・デメリット、始め方とルール設定まで解説しました。夫婦の合意があれば選択できる関係性ですが、日本では法的リスクや周囲の理解を得にくい現状があります。
実践を検討していても、パートナーへの切り出し方や具体的なルール設定に迷いが残る方は、専門家プロファイルの無料Q&Aを活用してみてください。
夫婦関係やコミュニケーションの専門家から、状況に合わせた具体的なアドバイスが得られますよ。

