雨の日も日焼け止めは必要?紫外線量と効果的な対策方法を解説

「雨の日は太陽が出ていないから、日焼け止めは塗らなくていい」 そう思って、朝のスキンケアだけで済ませていませんか?
実は、雨の日でも紫外線は地上に降り注いでいます。特に恐ろしいのは、シワやたるみの原因となる「UV-A」です。この紫外線は波長が長く、分厚い雲や窓ガラスさえも通り抜けて、肌の奥深くまで届いてしまうのです。
油断して無防備なままでいると、知らず知らずのうちにダメージが蓄積し、将来の肌悩みを招く原因になりかねません。
この記事では、雨の日こそ日焼け止めが必要な理由と、天候に合わせた肌に優しい選び方について紹介します。
天候に左右されない正しいケアを知っておけば、数年後の肌に大きな差がつきますよ。
雨の日に日焼け止めは必要?

雨の日でも紫外線はゼロになるわけではないため、紫外線対策は必要です。
目に見えない紫外線は、天候に関係なく降り注いでいます。肌の健康を守るためにも、紫外線の特徴を知っておくことが大切です。
なぜ雨の日でも対策が必要なのか、主な理由は次の通りです。
- 雨の日でも紫外線は降り注いでいる
- 紫外線の種類は2種類|UV-AとUV-B
- 散乱光・反射光による紫外線ダメージ
理由がわかれば、雨の日の外出でも油断せずにケアできるようになるでしょう。
雨の日でも紫外線は降り注いでいる
「雨が降っているから日焼け止めは塗らなくていい」と考えていませんか。実は、雨の日や曇りの日でも、紫外線は地上に降り注いでいます。
快晴時の紫外線量を100%とした場合、天候ごとの紫外線量は以下の通りです。

雨の日でも晴天時の約3割、薄曇りの日なら約8割もの紫外線が肌に届いています。
特に注意したいのが、肌の奥(真皮)まで届いてシワやたるみの原因となる「UV-A」です。
UV-Aは波長が長く雲や窓ガラスを通り抜けやすいため、天気が悪くても肌にダメージを与えます。
「今日は太陽が出ていないから大丈夫」と油断せず、天候に関わらず毎日日焼け止めを塗る習慣をつけることが、将来の肌悩み予防につながりますよ。
紫外線の種類は2種類|UV-AとUV-B
地上に届く紫外線には、波長の異なる2つのタイプがあります。それぞれの特徴は以下の通りです。
| 紫外線の種類 | 特徴 | 肌への影響 |
|---|---|---|
| UV-A | 波長が長く雲やガラスを透過 | 真皮層まで届きシワ・たるみの原因に |
| UV-B | 波長が短くエネルギーが強い | 肌表面に炎症を起こしシミ・そばかすの原因に |
紫外線の一つである「UV-A」は雨の日でも地上に届きやすく、室内にいても窓ガラス越しに影響を受けます。
また「UV-B」は、短時間で肌表面に赤みが出やすいため、皮膚トラブルにもつながりやすいのです。
肌を守るためにも、雨の日も日焼け止めでしっかり紫外線を防ぎましょう。
散乱光・反射光による紫外線ダメージ
紫外線対策というと「上からの日差し」ばかりを気にしがちですが、実は地面や建物に当たって跳ね返る「反射光」にも注意が必要です。
日傘や帽子を使っていても、光は空気中で散乱したり地面から反射したりして、あらゆる角度から肌に届きます。特に反射光の強さは、地面の素材によって大きく異なります。
| 反射源 | 紫外線反射率 |
|---|---|
| コンクリート・アスファルト | 10% |
| 水面 | 10~20% |
| 砂浜 | 10~25% |
| 新雪 | 80% |
つまり、上空からの光が弱くても、下からの照り返しによって紫外線を浴びてしまうのです。
こうした「下からの光」や「横からの光」は、日傘や帽子だけでは防ぎきれません。
隙間なく肌を守るためには、日焼け止めを塗るのが最も確実な対策です。特に照り返しの影響を受けやすい「あごの下」や、塗り忘れがちな「耳」「首の後ろ」まで、丁寧にカバーしましょう。
専門家プロファイルでは、イメージコンサルタントの岡田実子さんが、日焼け後のメイクに関する質問に回答しています。
【質問(要約)】

夏に旅行先などで日焼けしてしまい、いつも使っているファンデーションの色が合わなくなりました。肌の色が違う場合、ファンデーションは塗らない方が良いのでしょうか?日焼けした肌でも綺麗に見せるための、メイクの整え方について教えてください。
【回答】

はじめまして。暑くなってきましたね。
日焼けした後、一番変えなければいけないポイントは【ファンデーション】です。
アイメイクや眉などのポイントメイクは変えなくても大丈夫です。
ファンデーションは色があわなくなると周りからみても”おかしい”印象になります。
でも
◆旅行先で新しいファンデーションを買えない!
◆少しでも美しい姿を写真に残したかいから、肌は綺麗に見せたい!できたらファンデーションは塗りたい!
なんていうことが多いのではないでしょうか。
そこでオススメは図のように頬の中心部分のみに(目の下、鼻の横の頬)いつも使っているファンデーションを塗ることです。
実は
この部分が綺麗だと肌は綺麗に見えます。
ここが美しい質感で、色が明るいことでハイライト効果にもなり、小顔効果、リフトアップ効果も得られます!
フェイスラインまで塗りこめると日焼けした肌にファンデーションが白浮きし厚化粧に見えるので要注意です。
ぜひ一部塗りを実践して楽しく美しく旅時間をお過ごしください♪
今回は日焼け後のメイク方法について専門家の回答を紹介しました。散乱光・反射光など、紫外線対策は万全でもうっかり日焼けしてしまうことがあります。
専門家プロファイルでは、今回のような美容の悩みから日常の疑問まで、各分野の専門家に直接相談できますよ。
雨の日の日焼け止め選びで確認すべきポイント

雨の日にはどのような日焼け止めを選べば良いのか、迷いますよね。晴れの日ほど強い対策が必要なのか、判断が難しいところです。
それでも、毎日紫外線は降り注ぐので、天候に合わせてUVケアに取り組みましょう。
主なチェックポイントは以下の通りです。
- SPF・PA値を確認する
- 保湿成分の有無をチェックする
- 自分の肌質や好みに合ったタイプを選ぶ
具体的な日焼け止めの選び方を知っておくと、雨の日に最適な紫外線対策ができますよ。
SPF・PA値を確認する
雨の日に日焼け止めを選ぶなら「SPF」よりも「PA」の数値を重視してください。
雨雲を通り抜けて地上に降り注ぐ「UV-A(紫外線A波)」を防ぐには、PA値による対策が欠かせません。UV-Aは肌の奥まで届き、シワやたるみといったエイジングサインの原因になります。
一方「SPF」は、主に夏の日差しで肌が赤くなる「UV-B」を防ぐ数値です。UV-Bは厚い雲に遮られやすいため、雨の日はそこまで高い数値でなくても問題ありません。
シーンごとの目安は以下の通りです。
| 使用シーン | 推奨SPF値 | 推奨PA値 |
|---|---|---|
| 日常生活(通勤・買物) | 15~30 | ++ |
| 長時間の屋外活動 | 30~50+ | +++~++++ |
雨の日の日常使いであれば、「PA++」以上を目安に選べば安心でしょう。
「数値が高ければ高いほど良い」と思われがちですが、強力な日焼け止めは肌への負担が大きい、洗い落とす際の手間が増える傾向にあります。
雨の日のちょっとした外出なら、肌に優しいスペックのものを選んで使い分けるのが賢い方法です。
参考:資生堂|日焼け止めなどに記載されている「SPF」と「PA」とは何ですか?
保湿成分の有無をチェックする
雨の日は湿気が多いため肌が潤っていると錯覚しがちですが、実はエアコンや気圧の変化によって、肌の水分バランスが崩れやすいタイミングです。
日焼け止めの中には塗った後に肌がきしみやすく、乾燥を招くものも少なくありません。
雨の日こそ、保湿成分がたっぷり配合された製品を選べば、紫外線対策とスキンケアを両立できます。
日焼け止めに含まれる主な保湿成分とその効果は、以下の通りです。
| 保湿成分 | 効果 |
|---|---|
| ヒアルロン酸・コラーゲン | 水分を抱え込み肌の潤いを保つ |
| シアバター・アロエベラ | 植物由来で肌をしっとり保護 |
| BG(ブチレングリコール) | 低刺激で保湿効果が高い |
乾燥肌や敏感肌の方は、紫外線散乱剤(酸化チタン・酸化亜鉛)を使用した製品を選ぶと肌への負担が少なくなります。
毎日の肌の調子に合わせて、日焼け止めを利用してくださいね。
自分の肌質や好みに合ったタイプを選ぶ
自分の肌質や好みに合った日焼け止めを選ぶと、雨の日でもムリなく紫外線対策を続けられます。
肌質別の推奨タイプは以下の通りです。
| 肌質 | 推奨タイプ | 特徴 |
|---|---|---|
| 乾燥肌 | クリームタイプ | しっとりした使用感で乾燥を防ぐ |
| 脂性肌 | ジェル・ローションタイプ | さらっとした軽い付け心地でテカリを抑える |
| 敏感肌 | 低刺激タイプ | 肌への負担を最小限に抑える |
雨の日は湿度が高いため、ベタつきにくい乳液やジェルタイプが使いやすいようです。雨に濡れても落ちにくい、ウォータープルーフも便利。
ただし、効果の高い日焼け止めは乾燥しやすいというデメリットもあるため、保湿成分が配合されたものを選ぶのがおすすめです。
自分の肌と相性の良い日焼け止めを見つけることで、毎日のUVケアを習慣にしましょう。
専門家プロファイルでは、スキンケアカウンセラー/美容液研究家の松原 好克さんが、日焼け止めに関する以下のような質問に回答しています。
【質問(要約)】

毎年一番強力な日焼け止めを使っているのに、少し焼けてしまうのはなぜでしょうか。紫外線対策には、どのような日焼け止め化粧品を選べば良いのか、専門家の意見が知りたいです。
【回答】

(前略)
肌老化の原因には、身体機能の衰え(加齢)と紫外線による光老化があります。この肌老化の2つの原因の割合から言うと、約80%は光老化(紫外線)とされています。つまり、紫外線に当たった時間と強さに比例して肌の劣化が進むと言って良いでしょう。
(中略)
紫外線は、波長によってUV-A・UV-B・UV-Cの3つに分かれます。
1.UV-Aは、最も波長が長く肌の奥にまで届き、真皮層のコラーゲンやエラスチンを変性させ細胞に影響を与えるため、ハリ・シワ・たるみなどの皮膚そのものの原形劣化を促します。
2.UV-Bは、刺激が強く、いわゆる日焼けによる炎症を引き起こし、シミの原因になるメラニン生成を活発にさせます。
(中略)
ここからが本題になります。
まず、日焼け止め化粧品に配合されている紫外線をカットする成分についてですが、紫外線を吸収して変化させる吸収剤と紫外線を反射させる反射剤があります。
(中略)
あえて選ぶならば「ノンケミカル」「吸収剤フリー」と謳われている反射剤のほうです。最近の日焼け止め化粧品は、こちらが主流になっています。
続いて、日焼け止め化粧品に記載されているSPFとPAについてご説明させていただきます。
SPF(Sun Protection Factor)は、主にUV-Bをカットする働きがあり、その数値は、素肌の状態に比べて紫外線カット剤を塗った時に、肌が赤くなるまでの紫外線量の比率を表します。
(中略)
そして、一番のポイントは塗る量です。表示されている数値の効果を得るには、皮膚1cm2(平方センチメートル)対して2mgを塗った場合で測定されいます。これは、顔全体に塗ると500円玉強くらいの量に値しますが、実際には、その半分以下しか塗っていない人が大部分を占めると言えます。
つまり、規定量の半分しか塗れていないとすれば、その効果も半分ということになります。もちろん製品によって違いはありますが、SPF50のものだったらSPF25程度になってしまうということ。
(中略)
日焼け止めを過信して使用量をしっかり守っていないと、その効果も激減してしまうということを覚えておきましょう。
PAは、UV-Aをカットする基準値で、PA+~PA++++までが表示されております。日常生活ではPA+で十分ですが、レジャーではPA++以上が望ましいと言えます。
(中略)
日焼け止め化粧品の選び方としては、数値の高いものを選べば良いというものでもありません。なぜなら、紫外線カット剤が配合されている日焼け止め専用化粧品は、肌に負担がかかるもので、肌の弱い方は敏感に傾くこともありますし、普通肌の人でも、数値の高いものは継続して使用することで刺激になることがあるため、できるだけ避けるべきです。
真夏の海や山などに出掛けるレジャーや1日中外に居る場合は、SPF・PAが最大値のものを1本使い切るくらいの気持ちで、2時間置きにたっぷりと塗り直しが必要です。
日常生活では、総合的に考えると日焼け止め専用化粧品ではなく、メイクも兼ねたパウダーファンデーションタイプが使い勝手が良いでしょう。普段はメイクをしている女性がほとんどのため、なかなか日焼け止めを塗り直すというのは大変ですので、SPF20/PA+程度のパウダーファンデーションをコマメに塗り直すほうが、紫外線防御と肌への刺激負担のバランスが最適です。
同時にパウダーファンデーションタイプは、日焼け止め専用の乳液やクリームに比べて、落とす(クレンジング)のも容易なため、肌に優しいと言えます。
(中略)
シミ対策化粧品ばかりに目がいきがちですが、紫外線対策を怠っていては、どんなに良い化粧品を使っていても「ザルに水を注いでいる」のと同じことだと思ってくださいね。
以上になります。ご不明な点はお気軽にご連絡下さいませ。
ありがとうございました。
雨の日におすすめの日焼け止めタイプ5選

日焼け止めは種類が豊富で「どれが今の自分に合っているのかな」と迷いますよね。
肌質やその日の過ごし方に合わせて適切なタイプを選ぶと、ストレスなく紫外線対策できます。
それぞれの特徴を知り、以下の5つのタイプから自分に合うものを探してみましょう。
- 軽やかなジェルタイプ|軽い付け心地でベタつかない
- 高保湿クリームタイプ|乾燥肌をしっとり守る
- 化粧下地兼用タイプ|メイク時間を短縮できる
- 敏感肌向け低刺激タイプ|肌への負担を最小限に
- ウォータープルーフタイプ|汗や水に強く落ちにくい
自分にぴったりの一本が見つかれば、天気が悪い日であってもUVケアをムリなく続けられますよ。
1. 軽やかなジェルタイプ|軽い付け心地でベタつかない
ジェルタイプの日焼け止めは、みずみずしいテクスチャーが特徴で、肌に軽やかに密着します。脂性肌や混合肌の方には、特におすすめです。
皮脂によるテカリや毛穴詰まりを抑えながら肌を紫外線から守ります。
たとえば「ANESSA(アネッサ)」や「ニベア」は定番の日焼け止め。透明感のある仕上がりで、メイク前にも簡単に使えます。
室内中心で外に出ない日であれば「SPF30/PA+++」程度の日焼け止めでも十分なUV対策になるでしょう。
参考:株式会社ファンケル|脂性肌向けのべたつかない・テカらないアイテムの選び方とスキンケア方法
2. 高保湿クリームタイプ|乾燥肌をしっとり守る
クリームタイプの日焼け止めは、濃厚なテクスチャーで肌の潤いを重視したい方向け。油膜が肌にしっかりと定着するため、紫外線から肌を守る効果が持続しやすいのです。
室内の冷暖房など乾燥が気になる方は、以下のような効果も期待できます。
- 保湿しながらUVケアできる
- しっとりした使用感で肌のつっぱりを防ぐ
- 心地よく使える
高保湿の日焼け止めは「キュレルUVクリーム」や「ノブUVミルク」などが人気です。
ただし皮脂が多い脂性肌の方は、油分でベタつきやすくなる可能性もあります。肌質に合わない方は、軽いジェルタイプがおすすめですよ。
3. 化粧下地兼用タイプ|メイク時間を短縮できる
化粧下地兼用タイプの日焼け止めは、朝のメイク時間を短縮したい方にぴったりのアイテムです。
1本でUVカット効果と下地機能の両方を兼ね備えています。
そのため、毎日忙しい朝でも、効率よく紫外線対策できるでしょう。
化粧下地兼用タイプの日焼け止めは、以下のような特徴があります。
- トーンアップ効果で肌の色を自然に明るく補正してくれる
- 毛穴や色ムラをカバーしてファンデーションのノリを良くする
- 保湿成分配合で肌に負担をかけにくいものが増えている
雨の日は室内で過ごす時間が長くなりやすいものの、窓からの紫外線対策も必要です。
化粧下地兼用タイプなら、軽いメイクで過ごしたい日にも自然に肌を守れるのでおすすめです。
4. 敏感肌向け低刺激タイプ|肌への負担を最小限に
敏感肌の方は、肌への刺激を考慮して「紫外線吸収剤フリー(ノンケミカル)」の日焼け止めを選ぶと良いでしょう。
天然のミネラル成分が含まれるため、肌への負担を軽減できます。
実際に日焼け止めを選ぶ時は、以下を目安にすると安心です。
| 表示 | 意味/効果 |
|---|---|
| パッチテスト済み | 肌刺激やアレルギー反応を確認済み。 |
| ノンコメドジェニックテスト済み | ニキビの原因となるコメド形成を抑えることを確認。 |
| 無香料・無着色 | 余計な添加物を避けて低刺激性を高めます。 |
肌が揺らぎやすい時期にも、低刺激処方の日焼け止めなら安心です。ただし、ノンケミカルタイプは白浮きや乾燥を感じやすいため、保湿ケアが大切です。
5. ウォータープルーフタイプ|汗や水に強く落ちにくい
雨の日に外出するなら、水に濡れても落ちにくい「ウォータープルーフタイプ」を選ぶと安心です。
一般的な日焼け止めは水に弱く、雨がかかると成分が流れ落ちて効果が薄れてしまいます。その点、ウォータープルーフなら水分を弾くため、傘の隙間から雨が入っても紫外線をブロックし続けてくれます。
また、製品の「水への強さ」を判断する基準として、2022年12月から「UV耐水性」という新しい表記が導入されました。パッケージに記載された「★(星)」の数が多いほど、水に濡れても効果が長持ちすることを意味します。
星の数と耐久時間の目安は以下の通りです。
| 耐水性表記 | 測定基準(水に浸かっている時間) |
|---|---|
| UV耐水性★ | 合計40分(20分×2回) |
| UV耐水性★★ | 合計80分(20分×4回) |
ただし、この表記はあくまで「水」に対する強さであり「こすれ」や「汗」への耐性とは異なります。
ウォータープルーフ製品は肌への密着力が高いため、通常の洗顔料では落ちにくい場合があります。使用後は専用のクレンジングで丁寧に洗い流し、毛穴詰まりや肌荒れを防ぎましょう。
参考:日本化粧品工業連合会|紫外線防止効果に対する耐水性測定法基準の制定について
専門家プロファイルでは、スキンケアカウンセラー/美容液研究家の松原 好克さんが、以下のようなシミに関する質問に回答しています。
【質問(要約)】

最近、頬から目尻にかけてシミが増えてきた気がします。一度できてしまった顔のシミは、スキンケアなどで消すことができるのでしょうか。今後のシミ予防も含め、効果的な対策があれば教えてほしいです。
【回答】

(前略)
まず結論から申し上げますと、残念ながら目に見える形で現れたシミは、スキンケアや化粧品で消すことはできません。大変ショックかと思いますが、これが現実です。
どうしても消したいならば、美容皮膚科でのレーザー治療やピーリング治療で取り除くことになります。
(中略)
できあがってしまったシミは消せませんが、化粧品で予防としての機能は十分あります。つまり、「これ以上シミを増やしたくない」「シミの進行を極力抑えたい」「シミができる前に防ぎたい」これがスキンケアの最大の役目だということを強く意識して下さい。
(中略)
ここからがシミ対策ケアになります。
1.シミの原因になる紫外線を防御する 日焼け止め化粧品で、肌に吸収される紫外線を防ぐこと。
(中略)
2.シミの元になるメラニンの生成を防ぐ美白化粧品を取り入れる 美白対策化粧品の多くが、メラノサイトに存在する「シミを作れ!」と指示を出すチロシナーゼを抑制して、シミの元になるメラニンを阻害します。
美白化粧品の選び方としては、医薬部外品(薬用化粧品)に認定されているものが堅いです。有効な美白成分は、ビタミンC誘導体、アルブチン、カモミラET、トラネキサム酸、ルシノール、エナジーシグナルAMP、D-メラノ、プラセンタエキスなど。(いずれも厚生労働省が医薬部外品の有効成分として認可) 他には、グラブリジン、ハイドロキノンなども良いでしょう。
3.抑制しきれなかったメラニン色素を排泄するピーリングを取り入れる 美容皮膚科では、「ケミカルピーリング」と呼ばれ、シミ・シワ・ニキビなどの治療に活用されており、若返りを促進する治療として人気があります。
ご自宅でできるホームピーリングも近年登場しており、当然クリニックや美容皮膚科で受けるものよりも強度は弱めですが、継続的に行うことでシミ対策が可能です。
ピーリングの仕組みとしては、歳を重ねるごとに角質が厚くなり肌の代謝を阻害するため、適度に古い角質を取り去ることで、皮膚のサイクルを活発にしてメラニン色素の排泄を促がす美容法です。
最後にまとめますと、シミの原点である「紫外線を防御する」、シミの元になる「メラニンを抑制する」、抑制しきれなかった「メラニンの排泄を促がす」、この3点が現在のスキンケアでできる最高のシミ対策です。
(後略)
ウォータープルーフタイプの日焼け止めで紫外線を防ぐことは、シミ予防の第一歩です。
もし、できてしまったシミのケアやご自身の肌に合った対策についてさらに詳しく知りたい方は、専門家プロファイルで相談してみてはいかがでしょうか。
雨の日の日焼け止めの効果的な使い方

雨の日は湿気や汗によって、日焼け止めが落ちやすくなります。しかし、塗り方やタイミングを少し意識するだけで、雨の日でも効果的なUVケアが可能です。
具体的な使い方のポイントは次の通りです。
- 顔全体にムラなく塗る
- 首・耳・手の甲も忘れずに塗る
- 2〜3時間おきに塗り直す
正しいケアを習慣にすれば、雨の日の紫外線予防が上手になりますよ。
顔全体にムラなく塗る
日焼け止めを使う時は、顔全体にムラなく塗りましょう。適量の目安は、クリームタイプでパール粒2個分程度です。
額・鼻・両頬・あごの5点に置き、中心から外側に向かって指の腹で優しく伸ばしましょう。

特に注意したいのが、顔の塗り忘れがある部位です。
- 生え際やフェイスライン
- 小鼻の脇や眉間
- 目の周りやまぶた
- あご下
これらの部位は紫外線ダメージを受けやすいため、ていねいに塗って馴染ませましょう。日焼けしやすい額などは、重ね塗りすると安心です。
首・耳・手の甲も忘れずに塗る
顔のUVケアは完璧でも、意外と見落としがちなのが「首・耳・手の甲」です。
これらのパーツは皮膚が薄くデリケートなため、紫外線のダメージを受けると深いシワやシミができやすく、顔以上に年齢が現れやすい場所でもあります。
特に雨の日は、濡れた路面からの反射光によって、下からあご裏や首元へ紫外線が届くため注意が必要です。
塗りムラを防ぐための、効果的な塗り方は以下の通りです。
| 部位 | 塗り方 |
|---|---|
| 首 | あごを上げて鎖骨からあごに向かって上向きに塗る |
| 耳 | 耳裏は親指でらせん塗り、耳表は一方向に塗り広げる |
| 手の甲 | 線状に日焼け止めを出し、大きな円を描くように指先まで塗る |
これらの部位には、ローションやスプレータイプの日焼け止めが塗りやすくておすすめです。
2〜3時間おきに塗り直す
日焼け止めは、一度塗ったら一日中効果が続くわけではありません。汗や皮脂、衣服との摩擦で落ちてしまいます。
効果を持続させるためには、2〜3時間おきの塗り直しが必要です。室内で過ごす日や雨の日は、屋外ほど頻繁でなくても大丈夫ですが、外出や移動の際には塗り直すようにしましょう。
また、汗をかいたりタオルで顔を拭いたりした後は、時間に関わらず塗り直してくださいね。
雨の日の日焼け止めに関するよくある質問
雨の日の日焼け止めに関するよくある質問に回答します。疑問をお持ちの方は参考にしてください。
はい、室内にいても日焼け止めを塗るのが理想的です。
直射日光が当たらない場所でも、シワやたるみの原因となる「UV-A」は窓ガラスを約80%も通過して室内に入り込みます。雨の日や曇りの日であっても、窓際にいるだけで肌はダメージを受け続けてしまいます。
外出しない日や在宅ワークの日は、肌への負担が少ない以下のスペックを目安に選ぶとよいでしょう。
- SPF15~30
- PA++
「家の中でも塗るのは面倒」という場合は、UVカット効果のある乳液や下地を使うだけでも、紫外線による「うっかり日焼け」を防げます。
天候に関わらず「2〜3時間おき」に塗り直すのが基本です。
雨の日は汗をかきにくいと感じますが、湿気によるベタつきを拭ったり雨水がかかったりすることで、日焼け止めの膜は早く落ちてしまう可能性があります。
ウォータープルーフタイプを使っていても、摩擦には弱いため過信は禁物です。
メイクしていて塗り直しが難しい場合は、以下のアイテムを活用してください。
| アイテム | 特徴 |
|---|---|
| スプレータイプ | 顔全体に吹きかけて手軽にガードできる |
| パウダータイプ | メイク直しと同時にUV対策ができる |
こまめな塗り直しを習慣にすることが、美しい肌を保つ秘訣です。
うっかり塗り忘れて外出してしまった場合は、物理的に紫外線を遮断して肌を守りましょう。
コンビニやドラッグストアで購入できるアイテムも含め、以下の対策が有効です。
- つばの広い帽子や日傘を使う
- UVカット機能のある上着やカーディガンを羽織る
- なるべく日陰を選んで歩く
帰宅後は紫外線を浴びた肌をケアするために、普段より丁寧に保湿してください。肌の水分量を高めることでバリア機能を整え、ダメージの定着を防げます。
まとめ
この記事では、雨の日でも紫外線対策が欠かせない理由と効果的な対策方法を解説しました。
雨の日でも紫外線は降り注いでいるため、日焼け対策は必須です。特に肌老化の原因となる「UV-A」という紫外線は、雲を透過しやすいため日焼け止めをしっかり塗りましょう。
2〜3時間おきに塗り直すことで、肌を紫外線から守ることができます。
日焼けに関するその他の疑問は、幅広い分野の専門家が回答する無料Q&Aが充実した専門家プロファイルを活用すれば、あなたの状況に合わせた具体的なアドバイスを得られるでしょう。
気になることがあれば、ぜひ質問してみてください。







