短期間で稼げる投資とは?10万円から始める実践用ガイド!
「給料日まであと1週間なのに、財布が寂しい…」そんなピンチは、正直しんどいですよね。毎月カツカツで、急な出費があると一気に困ってしまいます。だからこそ「10万円で短期的に収入を増やしたい!」と思うのも自然なことです。
ただし、少し待ってください。残念ながら、初心者がいきなり短期投資で大きく稼ぐのは、実はかなり難しいです。このページでは、短期投資の厳しい現実とリスクを正直にお伝えします。そのうえで、「では、どうすれば無理なく収入を得られるのか」という、あなたに合った現実的な手法や、少額から始める具体的なステップをわかりやすく解説していきます。
10万円から始められる短期投資の主な種類

金融庁のコラムでも、株式や債券などは「市場での需給、為替、金利・経済政策の変化」によって価格が常に変動すると説明されており、短期売買はこの変動の影響を受けやすいと指摘されています。(出典:金融庁|有識者コラム)「10万円で投資できる」と聞くと簡単に感じがちですが、リスクを理解していないと、あっという間に損失が出る可能性もあります。
これから紹介する投資は、スマホ1台でスキマ時間に取引できるものも多いです。しかし、そのぶん値動きも激しいため、タイミングや選び方を間違えると短時間で損失が出ることもあります。つまり「短期=簡単」ではなく、「短期=スピード勝負で高リスク」と考えておく必要があります。
デイトレード(株)
デイトレードは、その日のうちに株を買って売る取引方法です。朝に買った株を夕方には売って、利益か損失かを確定させます。翌日に持ち越さないため、「寝ている間に株価が暴落していた…」といった心配が少ない点は特徴です。
たとえば、1株1,000円で買った株が1,050円に上がれば、100株で5,000円の利益になります(手数料は除きます)。一方で、990円に下がってしまえば、1,000円の損失になります。
デイトレードのメリットは、短時間で結果が出ることです。スマホアプリで通勤中にさっと売買できる手軽さも魅力でしょう。
また、デイトレードで安定して利益を出すには、企業の業績や市場の動き、ニュースへの敏感さが求められます。「なんとなく上がりそう」で買うと、損をする確率が高くなります。初心者がいきなり10万円全額を投じるのはリスクが高いため、避けるのが無難です。
FX(外国為替)
FXは、日本円と外国のお金(米ドル、ユーロなど)を交換し、為替レートの変動で利益を狙う投資です。たとえば1ドル=100円のときにドルを買い、1ドル=105円になったら売れば、1ドルあたり5円の利益になります。
FXの大きな特徴は、レバレッジ(てこの原理)が使える点です。簡単に言うと、10万円の元手で最大250万円分の取引ができる場合があります(レバレッジ25倍の場合)。少額でも大きな利益を狙える点は魅力に見えるでしょう。
為替は24時間動いているため、仕事が終わった夜でも取引できるのは便利です。
ただし、レバレッジは諸刃の剣です。利益が大きくなる分、損失も同じように拡大します。10万円を元手にレバレッジをかけて負けると、元手の10万円を超える損失が出るリスクもあります(ロスカットで一定の損失は抑えられますが、大きく減る可能性はあるため注意が必要です)。
暗号資産(仮想通貨)
暗号資産は、ビットコインやイーサリアムのように、インターネット上でやり取りされるデジタルな資産です。株やFXと違い、土日も含めて24時間365日取引できるため、自分の都合に合わせて売買しやすい点はメリットです。
暗号資産の魅力は、少額から始められることと値動きの大きさです。1日で10%以上動くことも珍しくないため、短期投資として魅力的に映るかもしれません。スマホアプリで簡単に売買できる取引所も多く、操作のハードルが低い点も人気の理由です。
ただし、値動きが激しいということは、損失も大きくなりやすいということです。朝起きたら資産が半分になっていた…というケースも実際に起こり得ます。暗号資産は企業の業績のような「根拠」が見えにくく、SNSの噂や有名人の発言で価格が乱高下することもあります。
暗号資産は「短期間で大きく儲けられる可能性がある一方で、一瞬で大きく失うリスクもある」と理解しておく必要があります。10万円全額を投じるのではなく、「最悪なくなっても生活に困らない金額」だけで試すのが現実的です。
10万円以下で開設できる投資サービス比較
ここまで紹介した3つの短期投資について、10万円以下で始められる主な選択肢を比較します。
| 投資方法 | 最低資金 | 手数料 | 取引時間 | 初心者の難易度 | リスク |
|---|---|---|---|---|---|
| 株・デイトレード | 数万円〜 | 無料〜数百円 | 平日9:00〜15:00 | ⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️(銘柄選びが難しい) | ⚠️⚠️⚠️⚠️ |
| FX | 数千円〜 | スプレッド(実質数十円〜) | 24時間(平日) | ⭐️⭐️⭐️⭐️(レバレッジ管理が必須) | ⚠️⚠️⚠️⚠️⚠️ |
| 暗号資産 | 数百円〜 | 取引所により異なる | 24時間365日 | ⭐️⭐️⭐️(操作は簡単ですが高リスク) | ⚠️⚠️⚠️⚠️⚠️ |
どの投資どの投資方法も、短期間で利益を狙うほどリスクが高くなります。「10万円を1ヶ月で20万円にしたい」という気持ちは理解できますが、現実には初心者がいきなり大きく稼ぐのは難しいです。むしろ、10万円が5万円、3万円…と減っていくリスクのほうが高いと考えておくべきです。
そのため、これらの短期投資は、初心者がいきなり大金を投じるにはリスクが高すぎる、という点をまず押さえてください。もし少額から挑戦するなら、失っても生活に困らない範囲で、経験を積む「練習」として始めるのがおすすめです。
ただ、「結局、今すぐ収入の足しになる具体的な方法が知りたい」と思いませんか?
次の章では、給料日前のピンチを打開するための、より現実的な方法や具体的な始め方を解説します。
少額資金で短期間に稼ぐためのSTEPガイド

投資というと「お金持ちがやるもの」というイメージがあるかもしれませんが、今は数千円から始められるものも多いです。迷わないように、ここでは収入を増やすための流れを順番に説明します。
最初に押さえておきたいのは、投資は確実に儲かる魔法ではないということです。短期間で稼げる可能性はありますが、損する可能性もあります。だからこそ、「失っても生活に困らない金額」で始めることが重要です。
口座開設の流れ
投資を始めるには、まず証券口座が必要です。銀行口座とは別に、株式投資や投資信託を買うための専用口座を作るイメージです。現在はスマホだけで申し込めるネット証券がほとんどなので、店舗に行く必要はありません。
流れは以下のとおりです。
- ネット証券を選ぶ:SBI証券や楽天証券など、有名どころのサイトやアプリにアクセスします。
- 基本情報の入力:「口座開設」から、名前・生年月日などを入力します。入力ミスに注意してください。
- 本人確認書類の提出:運転免許証やマイナンバーカードをスマホで撮影してアップロードします。最近は「eKYC」により最短翌日に口座開設が終わることもあります。
- マイナンバーの提出:税金の手続きで必要なので、マイナンバーカードまたは通知カードをアップロードします。
手続きが終わると証券会社で審査が行われ、通過すればログイン用ID・パスワードが届きます。口座開設は無料なので、「とりあえず作っておく」だけでも問題ありません。焦らず進めてください。
証券会社を選ぶ際は、「手数料の安さ」「使いやすさ」「取扱商品の多さ」を比較するのがポイントです。初心者であれば、楽天ポイントが使える楽天証券や、Tポイントが使えるSBI証券などは始めやすいでしょう。ポイント投資なら現金を使わずに少額から試せるため、心理的ハードルも下がります。
無理のない投資金額の決め方
まず考えるべきなのは、「今月使う予定のお金」と「緊急時に必要なお金」を差し引いた金額です。たとえば手取り20万円で毎月18万円かかる場合、残りは2万円です。ただし、この2万円がすべて余裕資金とは限りません。
計算すると「投資に回せるお金は意外と少ない」と感じるかもしれませんが、それで問題ありません。無理して投資額を増やし、給料日前に生活が苦しくなってしまっては本末転倒です。
現実的には、まず1万円以下から始めるのがおすすめです。投資信託なら100円から買えるものもありますし、単元未満株(ミニ株)なら1株から買えます。1株1,000円の株なら、1,000円で投資をスタートできます。
専門家の意見も確認してみましょう
大学生などが「1週間でお金を稼ぎたい」と考えて短期投資に手を出すケースもあります。そうした相談に対する専門家の意見も参考になります。専門家プロファイルでは、お金の悩みを相談して専門家の意見をもらえます。
専門家プロファイルでは、ファイナンシャルプランナーの山田 幸次郎さんが、大学生のデイトレードに関する以下のような質問に回答しています。
【質問(要約)】

大学生がデイトレードをすることのついてどのような考え方をしていますか?
僕の考えは反対なんですけど専門家の方々はどう思われますか?
【回答】

大学生のデイトレードについてですが、
デイトレードは純粋に投資や運用という目的ではなく、
投機的な要素が強いので、それなりのリスクが生じます。
リスクに毎日向かいあうより他に時間を費やしたほうが
有効だとおもいます。
リスクをすべて自己責任で吸収するのであれば、
個人の判断です。
個人的意見としては、
株式投資のよさや企業の成長や長期の運用で資産形成していくことがあります。
せっかく若いのであれば将来のためにお金を育てる意識
が重要だと思います。
また、将来の自分のために、自己投資することもリスクの少ない投資先であることも理解して欲しいと思います。
大学生の投資は資金の余裕がない分、リスクが高いとみられます。具体的な解決策を見つけるには専門家への相談が有効です。専門家プロファイルでは、ご自身の状況に合わせた的確なアドバイスを受けられます。
取引開始までの手順
口座ができて投資金額も決まったら、実際に取引を始めるステップに進みます。ここからは、証券口座に入金して商品を買うまでの流れです。
- 証券口座に入金する
- 何を買うか決める
- 商品を購入する
- 値動きをチェックし、売るタイミングを見極める
この流れは、まず証券口座に入金して取引できる状態を作り、次に自分の目的やリスク許容度に合う商品を選び、注文手続きをして実際に購入するところまで進みます。購入後は値動きを確認しながら、利益を確定するのか、損失を抑えるために手放すのかといった売却判断を行います。最初から大きく稼ぐことを狙うより、少額で一連の手順を一度回して、入金から購入・売却までの操作と判断の流れに慣れておくと、ムダなミスや焦りを減らしやすくなります。
10万円で短期間に利益を出す5つのコツ

「10万円で投資を始めたものの、どうすれば短期間で利益が出せるのか」と考えている方へ。短期投資は運任せではうまくいきません。ルールを守れないと、資金が短時間で減ってしまうこともあります。
ここでは、短期投資に挑戦するなら最低限守りたい5つのルールを紹介します。難しい知識より「習慣」が重要です。
損切りルールの徹底
投資で最も大事なのは「儲けること」より「大きく負けないこと」です。たとえば10万円が8万円になった場合、元に戻すには25%の利益が必要です。10万円が5万円になってしまうと、元に戻すには100%(倍)にする必要があります。これは非常に厳しいです。
そのため、損切りルールを最初に決めておくことが重要です。例としては「買値から5%下がったら必ず売る」「3,000円損したら撤退する」などです。そして、その基準は破らないことが大切です。
取引アプリの「逆指値注文」を使えば、自動で損切りできる設定も可能です。感情に左右されにくくなるため、初心者ほど活用しやすいでしょう。
事前に出口戦略を決める
「いくらで買って、いくらで売るか」を買う前に決めることが大切です。利益が出ても「もっと上がるかも」と欲が出て、結局下がって損するパターンはよくあります。
例として、1万円の株なら「1万500円で利確」「9,500円で損切り」のように、利確ラインと損切りラインを両方決めておくと判断がブレにくくなります。
目標は現実的に設定してください。1週間で倍、のような目標は危険です。まずは5%〜10%程度で成功体験を積む方が、結果的に資金を守りやすいです。
シンプルなテクニカル分析
初心者は、まず「移動平均線」と「RSI」の2つを押さえるだけでも十分です。
- 移動平均線:過去の平均価格を線で表します。現在の株価が線より上なら上昇トレンド、下なら下降トレンドの目安になります。
- RSI:買われすぎ・売られすぎを0〜100で示します。70以上なら買われすぎ、30以下なら売られすぎの目安です。
複雑な指標を増やすほど混乱しやすいので、まずは2つに絞って慣れるのがおすすめです。
取引記録で振り返る
「いつ、何を、いくらで買って、いくらで売ったか」「なぜその判断をしたか」を記録しておくと、失敗パターンが見えてきます。
記録例は以下のとおりです。
- 日付
- 銘柄名(商品名)
- 買値・売値
- 損益金額
- 判断理由
- 反省点
週に1回見返すだけでも、同じ失敗を繰り返しにくくなります。
経済指標のチェック
初心者が特に意識したいのは、以下の3つです。
- 米国の雇用統計
- 日銀の金融政策発表
- 消費者物価指数(CPI)
これらが発表される日は相場が大きく動きやすいため注意が必要です。特に米国の雇用統計は毎月第1金曜日(日本時間で夜9時30分)に発表されることが多く、短時間で急変動する可能性があります。初心者は「その日は取引しない」と決めるのも現実的です。
短期投資で失敗する例とリスク管理術

「短期で稼げたらいい」と思って始めたのに、気づいたら予想外に損していた…という状況はつらいですよね。短期投資は、リスク管理を怠ると資金が減りやすいです。ここでは、初心者が陥りやすい失敗パターンと、資金を守るための考え方、さらにメンタル面の整え方までをまとめて紹介します。
- 「今日は何もしない」という選択肢を持つ:毎日トレードする必要はありません。相場が不安定なときに無理に取引すると損失を招きやすいです。「今日は様子見」と決めて休むことも、資金を守るための立派な戦略になります。
- 短期投資でありがちな失敗パターン
- 「今すぐ取り返さなきゃ!」と焦って損失を拡大する:損失が出ると、焦って無理な取引を繰り返し、さらに損失が膨らむケースが多いです。冷静さを欠いているときほど判断ミスが増えるため、いったんスマホから離れて落ち着く時間を作ることが重要です。
- 「みんなが買ってるから」で流されて高値づかみする:SNSで盛り上がっている銘柄に飛びつくと、買った直後に下がる「高値づかみ」になりやすいです。周囲の熱量が高いときほど、「なぜ買うのか」を自分の言葉で説明できるか確認してから動く習慣が大切です。
- 資金の全額を1つの銘柄に突っ込む:「絶対上がる」と思って全額を1つに投じるのは危険です。予想外の下落が起きたときに逃げ場がなくなり、立て直しが難しくなります。投資の基本は分散で、1つに偏らせないことが資金防衛につながります。
- 資金を守るためのリスク管理術
- 「なくなってもいい金額」だけを投資に回す:投資は「今すぐ必要ではないお金」で行うのが基本です。家賃や生活費を投資に回すと、損したときに生活そのものが苦しくなるリスクがあります。最初は1万円や数千円など、生活に影響しない範囲から始めるのが現実的です。
- 損切りラインを決めて守る:たとえば「買値から10%下がったら売る」といったルールを先に決め、機械的に実行することが重要です。「そのうち戻るかも」と期待して持ち続けるほど損失が膨らみやすいため、例外を作らないことがポイントです。
- 利益が出たら一部だけでも確定する:短期投資では「利益が出たら確定」が基本です。欲張って待っていると反転して利益が消えることもあります。たとえば利益の一部だけ確定し、残りは様子を見るなど、段階的に確定する方法も有効です。
- メンタル管理のポイント
- 値動きを見すぎない仕組みを作る:チャートを何度も見続けるとストレスが増え、判断もブレやすくなります。「1日2回まで」と決める、通知をオフにするなど、見る回数を意識的に減らす工夫が効果的です。
Q&A(手数料・税金・初心者の注意点)

短期投資と長期投資の違い
短期投資
- 数日〜数ヶ月で売買を繰り返します。
- 値動きを常にチェックしやすく、手数料もかさみやすいです。
- タイミングを誤ると損失が膨らみやすく、ハイリスク・ハイリターンです。
- 例えるなら「全力ダッシュ」です。
長期投資
- 数年単位で保有する前提です。
- 短期の値動きに一喜一憂せず、複利や成長を狙って資産形成します。
- 時間分散が効きやすく、初心者向きになりやすいです。
- 例えるなら「マラソン」です。
短期間で本当に利益は出ますか?
結論として、初心者が短期間で安定的に利益を出すのは非常に難しいです。可能性はゼロではありませんが、同じくらい損する可能性も高いです。短期で利益を出すには経験・訓練・冷静な判断力が必要です。
もし「短期で少しだけ試したい」のであれば、最初は1〜2万円など、生活に影響しない超少額から始めるのが安全です。「簡単に稼げる」という情報に流されて大金を投じるのは避けてください。
税金やコストの注意点
税金は約20%
株や投資信託の利益には、基本的に約20%(正確には20.315%)の税金がかかります。特定口座(源泉徴収あり)なら自動で引かれるため、確定申告が不要なケースが多いです。
手数料(コスト)がかさみます
- 売買手数料(株)
- スプレッド(FX・暗号資産)
- 信託報酬(投資信託)
短期売買を繰り返すほどコストが利益を圧迫します。たとえば1回300円×月10回=3,000円、年間36,000円となり、元手10万円ならかなり重い負担になります。
また、損失が出た場合は確定申告により損失の繰越控除(原則3年間)ができることもあります。
もし「やはり不安」「自分に合う方法を整理したい」と感じる場合は、ファイナンシャルプランナーや証券会社の無料相談を活用するのも選択肢です。焦らず、小さく始めることが大切です。

